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藤岩 賀子 Yoriko FUJIIWA
遠鉄百貨店 人材開発部 所属(出向)
入社年/2003年 専攻/産業社会学

入社からこれまでのキャリア

  • 保険業務部

    生保営業・販促に始まり、後にスタッフ教育を担当(6年)
  • 経営企画部

    経営企画業務(1年)
  • 人事部 人材開発課

    新卒採用や人材活用のための制度づくりに従事(3年6カ月)
  • 株式会社遠鉄百貨店 人材開発部(出向)

    より人材を輝かせる、新たな教育・研修制度や仕組みづくりに挑戦(現職)

入社理由

実を言えば、就職活動中の私には「将来やりたいこと」なんて絞り込めませんでした。そこで幅広い職場を経験できそうな遠州鉄道を選んだ、というのが本音です。でも人事部で採用業務を経験して思うのは、専門職志望でない限り、就職活動の時点で自分の将来を絞り込める人はごくわずかということ。入社してからさまざまな挑戦の道が開ける遠州鉄道を選んだことは正しかったと、改めて実感しています。

現在の業務について

2015年10月に3年半ほど在籍した遠州鉄道人事部を離れ、遠鉄百貨店に新しく発足した「人材開発部」で教育・研修を担当することになりました。
遠鉄百貨店では従来、人事総務的な組織で人材戦略を進めてきました。そこには百貨店業ならではのノウハウがいっぱい詰まっているのですが、さらに、遠州鉄道の人材教育手法を融合させて、人材を人財化したい。グループの社員が、異動も含め横断的に人事交流を持つことで、それが可能になります。
私にとって、百貨店業界は未経験の新たな世界。売場での経験や知識がないため勉強しなければならないことがたくさんありますが、お客様に最も近いこのフレッシュな視点で内部からは気付きにくい課題を発見し、遠鉄百貨店で働く社員がより輝ける教育体系を構築していきたいと考えています。

会社の魅力・仕事のやりがい

入社してからたくさんの経験をしてきました。保険部門では、遠州鉄道と取引のある企業のお客様にアフラックの商品を販売しました。北は北海道から南は沖縄まで営業に出掛け、たくさんの土地でたくさんの人と出会い、社会人としての基礎を身に付けられたと思います。その後は間接部門で「社内の従業員」がお客様となりました。第一線の営業と違い、裏方からサポートすることも魅力のある業務でした。たとえば、私が産休・育休を経て復帰したのが人事部でしたから、育休取得をする女性たちの対応を任されたときには、「同じ働くママ」だから心を開いて話せる!と言ってもらうことができ、より一層育休制度の改善に力を入れて取り組むことができました。また、新卒採用に関わりましたが、採用した学生さんが入社して徐々に社会人として精悍な顔立ちになっていくのを見ると、まるで自分の子どものことのように(笑)うれしくなります。
新しい職場である遠鉄百貨店は、パートやアルバイトの方も含めれば、圧倒的に女性の多い職場です。家庭を持っている方も大勢いるし、これから家庭を持つ方もたくさんいるでしょう。男だから女だからという考え方は好きではありませんが、結婚し子どもを産み育てて家庭を築いていく上で、女性に制約が多いのは事実です。男性も女性も家庭の事情がある方もハンディキャップを背負っている方も、それぞれ持てる時間やステージで、全力で輝くことができる職場。そんな職場に少しでも近づけるようサポートしていくことが、私の目標です。
1日の流れ

9:40

始業 各部署ごとに朝礼を行い、本日の業務を確認

10:00

報告資料作成 先日行った従業員意識調査の結果を取りまとめ、業務改善提案書に反映していく

13:00

採用関連打合せ 売場の責任者とスタッフ採用に関する打合せ。募集内容や求める人材像などをヒアリング

15:00

スタッフ研修 遠鉄百貨店内で働くスタッフのスキルアップのため、研修を行います

19:00

帰宅
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結婚し、母となっても常に総合職として責任ある仕事に挑戦する機会を与えてもらっています。仕事と家庭の両立は正直楽ではありませんが、すべての経験が、今の自分をかたちづくり、これからの道を照らしていることも事実です。遠州鉄道には、男女の隔てなく個人の力量で評価される素晴らしい風土があります。この風土をもっと生かせる職場づくりを一緒に目指してくれる、素敵な後輩たちに会える日を楽しみにしています。
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